いちじく畑 Ichijiku farm

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いちじく専門サイト

仕立て方・剪定・土替え

いちじく植えつけてから2~3年で実がなります。
新しく伸びる枝はすべて実をつける枝(結果枝)になるので、この枝をつくるまでの樹づくりがとても大切です。
葉が大きいので枝がこみあってしまうと、日光があたらず果実もおいしくありません。
樹づくりをしっかりして、おいしい果実を収穫しましょう!

仕立て方

いちじくの鉢植え

POINT

植えつけ時の剪定は絶対!
コンパクトに仕立てることができ、新しく出る芽も強くて丈夫に!

枝を充実させ、分枝しコンパクトにするため、毎年切り戻します。

植えつけ

8号以上の鉢に植える

植えつけ

1年目の初夏

5月上旬に3枝残して剪定する

植えつけ

1年目の冬

各枝を20〜30cmのところで剪定する

植えつけ

2年以降

4月下旬〜5月中旬

植えつけ

2年以降

夏果種剪定:
込み合った枝は元から間引く。長く伸びすぎた枝は切り詰める。

植えつけ

秋果種剪定:
長い枝は1〜2芽残して切る。込み合った枝は間引く。

植えつけ

いちじくの露地植え

植えつけ

植えつけ

1年目の冬

次の夏から秋には 収穫できる

1年目の冬

2年目の冬

2年目の冬

3年目の冬

3年目の冬

一文字仕立て
(樹形:一文字整枝)
秋果の収穫に向きます

1年目の5月

1年目の5月

2年目の冬

2年目の冬

2年目の6月以降

2年目の6月以降

剪定

夏果の結実

夏果の冬の様子

夏果の夏の様子

夏秋果の結実

夏秋果の冬の様子

夏秋果の夏の様子

秋果の結実

秋果の冬の様子

秋果の夏の様子

夏果専用と秋果専用では剪定が異なるので注意しましょう。

いちじくについて

前年枝の先端を切戻すと、夏果になるはずの花芽を切除することになります。
内側に向いた枝や、元気のない枝をつけ根から切り、
日当たりをよくするように間引きましょう。
適期は6月上旬。

秋果だけを収穫したい!

単純に切戻すだけでOKです。
適切に切戻し剪定をすれば、株の大きさを維持しつつ、
果実を収穫することができます。
適期は落葉期の2~3月。
長く伸びた前年枝を2-3芽残して切戻します。
5月頃には新しく枝が伸びるので、勢いのよい枝を選んで残し、
垂直に誘引します。以降、毎年同様にする。

鉢植え栽培では、結果枝が12本になれば樹形は完成です。
それ以降は、結果枝の枝元に1-2芽残して切る剪定を行いましょう。
枝がこみあったら、つけ根から切り間引きましょう。

土替え

長く植えていると、どうしても内側の根がなくなって外へ外へと根がはります。
とくに密植(植えている樹どうしが近いこと)していると、外へ伸びやすくなり根どうしが喧嘩をします。
ドリルを使って根を切ることで改善され、また内側の根が伸びます。

樹の周りに穴をあけます。オウガという機械を使っています。


樹の周りに穴をあけます。
オウガという機械を使っています。

穴をあけた様子


穴をあけた様子

極力、元の土と同じか近い培養土を穴にいれ、棒などでしっかり突き込みます。


極力、元の土と同じか近い培養土を穴にいれ、棒などでしっかり突き込みます。

地面にでている根は鎌で切り、
		上から培養土をかぶせます。


地面にでている根は鎌で切り、上から培養土をかぶせます。

大型コンテナの土替え

大型の鉢に植えると、容易には植え替えができなくなります。
その場合は、休眠期にドリルなどで数ヶ所に穴をあけ、そこに肥料をまぜた培養土をいれます。
培養土は極力元の土と同じか近いものします。
翌年は穴をあける場所を変えて、土替えをします

POINT

植え替えると根のダメージにより植え替えた年の収量が落ちます。
この方法なら収量を減らさずにリフレッシュできます!

樹の周りに穴をあけます。オウガという機械を使っています。


樹の周りに穴をあけます。
オウガという機械を使っています。

穴に培養土を入れ、棒などでしっかり突き込みます。


穴に培養土を入れ、棒などでしっかり突き込みます。

上から培養土をかぶせます。


上から培養土をかぶせます。

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