症状 ❶
症状 ❷
症状 ❸
●幹の地際部分に黒褐色病斑がみられる
●地際部を切断すると、表層から内部に向かって褐色に腐敗している
全国的に広がる原因は罹病苗(病気にかかっている苗)の持ちこみによるものと考えられています。
一般に菌の発生は過湿から起こります。水をやりすぎず、気候条件に常に気を配りましょう。
土を定期的に入れ替えましょう。土中に菌が発生していても感染を防げます。
トップジンM水和剤、トリフミン水和剤、ルミライト水和剤のかん注処理を行う。
新植、改植時に罹病苗を持ち込まないようにする。(発病した圃場に改植する場合、そのまま植えつけては同じことの繰り返しです。土壌消毒を行い、土壌中のイチジク株枯病菌密度を下げる必要があります)
しかし、土壌消毒や、太陽熱で菌密度を減少させることはできても、太陽熱のみで土壌中の病原菌を完全に死滅させることは困難です。
本病が発生した圃場では改植しても再発するので、抵抗性のある台木を利用します。