露地植えとは異なり、根の張るスペースが限られた鉢植えでは、土のよしあしとともに、根をいかに張らせるかが大切です!せっかく育てるのですから、苗木にとって最高の環境で育ててあげましょう
根は一見全て同じようですが、生育する角度に合わせて役割が違います。
一般には量販店などで販売されているポット苗は鉢の底で根がぐるぐるまわっているため、根を切り落として植えつけます。ですがそれだと再び新たな鉢の中でぐるぐるとサークリングしてしまいます。
モンベルジェで植え込みに使っている「スリット鉢」だと、株の根はサークリングしにくくなり、次に植替えるときにおしゃれなテラコッタ鉢などどんな鉢に植えてもおいしい果実がなります。
2~3年ほど7号~10号のスリット鉢で育てれば根が完全にしつけられるんです!
果樹に限らず、土はすべての植物において重要です。
根の健康な生育が、果樹の出来を左右します。根が丈夫に育てば樹も丈夫に育ち、多少の病害虫にも負けず、おいしい実がなります。おいしい果実を実らせるため、果樹は良質な土壌で育ててやることが重要です。
上記6つが好適な状態にある時、果樹は健康に育ちます。
①光と③空気以外は「土壌」を通して果樹に影響を与えます。
そのため、果樹の育成環境は土壌次第といえるのです。